【BUCK-TICK】バクチクのボーカル、稀代のフロントマン、櫻井 敦司と名曲達。

音楽

2023年10月24日。今年は教授(坂本龍一氏)をはじめ様々な著名人の訃報を聞き時代の流れを感じていたのですが、今日また新たな知らせが。でもちょっと、コレは受け入れ難い…。なので、気持ちの整理と献杯の意味で記事を書かせていただきます。

BUCK-TICKのボーカル、稀代のフロントマン

BUCK-TICK公式HPの発表や各種サイトの記事によると、10/19(木)にZepp Yokohamaで開催されたファンクラブ限定ライブ中、1曲目から体調が悪い状態だったけれど、なんとか3曲目まで歌いきったところで病院に救急搬送されたそうで。その日の夜、午後11時9分に脳幹出血のため息を引き取ったと…。

ファンに囲まれたライブの中、懸命に歌い、命を燃やし尽くし、天に還ったんですね。

不謹慎な言い方になってしまうのですが、カッコいい最後だったんじゃないでしょうか。もちろんもっと歌を聴きたかったしライブも見たかったし、喪失感がハンパないのですが。。。だってまだ若いもんよ、57歳って。。。もっと見ていられると、そこに存在していると、当たり前に思ってたんだよ。。。

…でも。

カッコ良い幕引きだったと感じます。

いつも美しく絵になっていた男は、最期の時まで絵になる男だったのだと。

BUCK-TICKのボーカルは、フロントマンは、最後まで美しかった。

櫻井 敦司の歌う名曲達

BUCK-TICKってバンドは35年もキャリアがあるのにずーっと変わり続けている、というか攻め続けている印象で。正直とっつきづらい曲もあり、キャッチーなナンバーなんて簡単に作れちゃうハズなのにそうしない…そこが凄いところだと思うのですが、今回は訃報を受けて居ても立っても居られず筆を執った際に頭に浮かんだ曲を10曲、書かせていただきます。

01.形而上 流星

訃報を知って、最初にふいに聴きたくなったのはこの曲でして。会社帰りの電車の中聴きながら、うっすら泣きながら、帰路につきました。胸が張り裂けるように切ない曲調と歌声が沁みる…。


02.残骸

「瓦礫の上で歌う 気の狂れた天使」なんてキザな歌詞も、櫻井氏が歌うと当たり前のようにサマになります。BUCK-TICK聴いたことない人でもこの曲はかなり聴きやすいのではないでしょうか。素直にカッコいい。特に日比谷野外音楽堂でのライブが収められた『Mona Lisa OVERDRIVE-XANADU-』の残骸は格好良い!櫻井氏の佇まいはさながら魔王。ぜひ見てみてください。


03.ROMANCE

曲調はザ・ゴシック。そしてミュージックビデオは美術品のように美しい。櫻井敦司氏の美しさ、格好良さはこのミュージックビデオが一番だと思います。ゴシックって言葉はこの人のために生まれたのだと感じさせるほど絵になってます。彫刻かってくらい完璧な顔の造形も相まって。

そういえばこのブログをはじめたばかりの頃も、この曲を取り上げた記事を書いてました


04.夢魔 -The Nightmare

仰々しい歌詞や曲調、まさに「魔王」って印象を受ける曲。これも櫻井敦司が歌うから成立できる世界観だったように思います。他の人が歌うと世界観に負ける。

前述の『ROMANCE』と一緒にこの曲が収録されていたアルバム『十三階は月光』は櫻井氏本人が好きなゴシックの雰囲気満点の名作でした。


05.無題

ダウナーです。色々渦巻いています。I’m a fool。そしてこんな曲を一見さんだらけのフェス(LUNATIC FEST.)で最後に演ったBUCK-TICKは素敵。


06.ミウ

退廃的で空虚さを感じるメロディーの美しさと共にどこか怖さも感じる曲。初めて聴いたとき私はそんな印象を受けたのですが、実際にミュージックビデオを見たらちょっぴりホラー入ってました。狙ってたんかい!さすがやな…。


07.蜉蝣-かげろう-

曲も歌声もミュージックビデオのあっちゃんも妖艶。黒い服この人以上に似合う人いないんじゃないか。いや、そうに違いない。知ってた。

当時まだBUCK-TICKにハマる前だった頃、2006年サマソニ行った際に興味本位でライブ覗いたら「夏らしい曲を演ります」と言ってこの曲演ってました。ダークな曲調に「夏?らし…い??」となったのも良い思い出。今なら思う。あっちゃんが夏らしいって言えば、夏らしいんだよ!!


08.Long Distance Call

胸に迫る。なんでこんなに苦しいのかというくらい、迫る。痛い。母親への情念を感じます。こんな詩と歌声も、櫻井敦司だから表現できた世界。


09.ドレス

耽美な世界にドキドキします。ベースの音が淡々と曲を進める中、ドラマティックに盛り上がるメロディーを歌うあっちゃんの美声に酔いしれます。さらにはミュージックビデオのあっちゃんもふつくしい・・・。

ふつくしいいいぃぃぃぃーっ!!!


10.GALAXY

ラストは前向きな曲を。個人的にも色々うまくいかない時期に聴いていた、思い入れのある一曲。歌詞やメロディーに溢れる、少し切なくもポジティブに煌めくエネルギーを感じてください。

私が最も好きなオリジナルアルバムはこの曲が収録されている『memento mori』でして。memento moriとは「死を思え」「自分がいつか死ぬことを忘れるな」という意味だそうで。今回のことを受け、改めてこの言葉の意味を考えさせられました。ネガティブな意味ではなく。

終わりは必ず来るから、前向きに生きようと。そういえば当時ギターの今井さんもそんな感じのことインタビューで言ってたな…。


櫻井敦司よ、永遠に

月並みですがBUCK-TICKのボーカル櫻井敦司の歌声は、ライブの雄姿は、その美しさは、永遠に生き続けます。これからもあなたの歌声に浸り酔いしれることでしょう。

ありがとう、あっちゃん。

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